キャリアの後半戦を

迎える前に

その年収は、社内の評価です。

市場の評価ではありません。

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後半戦に入ると、
求人の性質が変わる

年齢によって、市場での扱われ方は段階的に変わります。これは求人側の都合として、実在する話です。


■30代まで

実績と再現性で評価され、スキルに応じた提示を受けやすい時期です。異業界への移動も、まだ選択肢に入ります。


■40代以降

評価が下がるわけではなく、該当するポストが空いているかどうかに左右されます。求人の母数そのものが絞られていきます。


動くかどうか、選べる状態のうちに自分の市場価値を測っておく。それが、後半戦の準備です。

自分の市場価値を測る

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同じ人間に、2つの値段がついている

結論から言えば、現年収はあなたの価値を測った結果ではありません。在籍している会社の等級と、その年の原資で決まった数字に過ぎないのです。


■社内の値段:等級と原資で決まる

給与テーブルの範囲を超えて払うことはできません。内部公平性の要請があるため、一人だけ市場に合わせて上げるという運用は基本的に取れません。昇給率も全社の予算から逆算されます。


■社外の値段:ポストの相場で決まる

採用する側は、埋めたいポストに対して現在の相場で提示します。あなたの前職の年収も、社内の等級も関係ありません。必要な人材が採れる金額を出すだけです。


市場価値とは、上述の後者。「転職市場で自分がどれだけのオファーを得られるかという外部評価」です。

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誰に聞けば、
自分の値段が分かるのか

市場価値を知る方法は3つありますが、精度はまったく違います。


■転職エージェントに聞く

担当者の見てきた案件を踏まえ、プロの見立てを聞くことができる


■求人票の年収レンジを見る

そのポストの想定幅を知ることができる


■スカウトの提示額を見る

企業が、あなたに対して提示した実金額を知ることができる


3つ目だけが、あなた自身に対する実評価。企業は職務経歴を見たうえで、ポジションと金額を添えて連絡してきます。

これが、市場があなたにつけた値段です。

職務経歴を登録して、スカウトが届くのを待ちましょう。忙しい時期でも、確認のための行動量はほぼゼロで済みます。

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スカウトが届くと、
何が見えてくるか

スカウトは、企業がポジションと金額を添えて送ってくる連絡です。届いたものを並べて見ると、社内にいるだけでは手に入らない情報が集まります。


■自分の年収が、相場のどのあたりにあるか

提示額を複数並べると、いまの年収が相場の中でどの位置にあるのかが見えてきます。上に振れるか下に振れるかは経験や職種によりますが、位置を把握できること自体が判断材料になります。提示額は募集の背景によっても変わるため、1通ではなく傾向で見るのが前提です。


■声がかかるポジションの階層

現職と同格のポストが中心か、部長級や事業責任者クラスの打診が混じるか。求められる役割の幅から、自分の経験がどう読まれているかが見えてきます。金額だけでは分からない情報です。


■経験が、社外でどう扱われるか

同業の同規模ばかりか、異業界や成長企業からも届くか。届く企業の広がりは、いまの経験が社内に限らず使える形になっているかどうかの手がかりになります。社内特有のスキルしかないのではという不安に、ここで材料が出ます。


届く件数や内容は、経験・職種・時期によって変わります。1通では傾向が読めないため、数週間分をまとめて見るほうが確度が上がります。

そして、この情報は残るという判断にも使えます。いまの処遇が相応だと分かれば、社内で腰を据える根拠にもなります。

使うサービス

ビズリーチ

ハイクラス転職・スカウトサービス

管理職・専門職向けのスカウト型転職サービスです。職務経歴を登録すると、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。応募せずに、自分に対する提示額を確認できる点が、市場価値の測定に向いています。

■向いている人
- 管理職・専門職として実務経験あり
- 現在の年収が妥当か確かめたい
- 転職するかどうかは決めていないが、選択肢は把握しておきたい
- 自分から応募する時間が取れない
- 現職に知られないよう、露出を管理しながら進めたい

■向いていない人
- 実務経験が浅い方、または未経験職種への転換を前提としている方
- 今月中に転職を決めたい方
(スカウトは待つ仕組みのため、応募型のほうが速いです)

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リクルートダイレクトスカウト

ハイクラス転職・スカウトサービス

同じくスカウト型のサービスです。登録しているヘッドハンターの層が重ならないため、2つ登録しておくと届くスカウトの傾向を比較できます。1社だけだと、その提示額が妥当なのかを判断する基準がありません。

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登録からの流れ


■基本情報の登録

氏名、連絡先、現在の年収と役職を入力します。


■職務経歴の入力

詳細な職務経歴を入力します。


■公開範囲の設定

自社・グループ会社・取引先等を非表示に指定します。


■スカウトを待つ

提示金額と打診ポジションの傾向を見ます。

返信は任意です。


Q&A

A

特定の企業に情報を表示させない設定を使えば、自社や関係企業の検索対象から外せます。加えて、社名や固有名詞の記載粒度を調整することで、特定されるリスクを下げられます。設定項目の名称と適用範囲は、登録時に公式の案内で確認してください。

A

プランが分かれており、登録とスカウトの受信は無料の範囲で可能です。一部の機能や求人の閲覧範囲が有料プランの対象になります。無料でどこまでできるかは改定されることがあるため、最新の区分は公式サイトで確認してください。市場価格の確認が目的であれば、まずは無料の範囲で足ります。

A

問題ありません。スカウト型は、企業側が候補者を探して声をかける仕組みです。提示を受けて検討しない、という利用は前提に含まれています。返信しないことによる不利益もありません。

A

職務経歴の書き方が検索に合っていないだけの場合が大半です。人数・金額・領域といった条件語が入っているかを見直してください。それでも傾向が変わらない場合は、いまの経験が社外で値段になりにくい形になっている可能性があり、それ自体が後半戦の設計に必要な情報になります。

A

基本情報が3分、職務経歴が10〜15分です。以降は届いたスカウトを読むだけなので、通勤時間や移動中で足ります。応募して面接日程を調整する必要がないのが、スカウト型を選ぶ理由です。

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